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内閣府カエル!ジャパン

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教頭:「みなさんは「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を知っていますか?聞いたことがあるという方も多いと思います。直訳すれば、「仕事と生活の調和」という意味で、2005年から厚生労働省が推進体制の強化をはかっています」

校長:「今は国際的にも「ワーク・ライフ・バランス」が言われているね」

教頭:「はい。英国通産省の定義によれば、「労働時間や家事、育児時間を減らすことだけを意味しているのではなく、職場や家庭で何かを犠牲にすることなく元気に楽しく暮らす」という考え方だそうです」

校長:「なるほど、仕事が忙しくて生活が疎かになっている人も多い世の中だものね。家庭生活ばかりでなく、自分自身の食事や趣味の時間が持てない人もあるからなぁ。30歳代男性の4人に一人が週60時間働いているという報告もあるし、過労の問題もいわれているね。仕事と生活のバランスをとることは重要だよね」

教頭:「今は企業でも「ワーク・ライフ・バランス」を重視して、仕事の終わりの時間を厳密に決めて、その時間までに仕事を終わらせるようにした結果、残業が減り生産性があがったという会社があるそうです。また女性が出産を機に退職するのは仕事上の損失と、産休・育休をとったあと職場に戻りやすくし、子育てしながらでも仕事ができる体制を取り始めた企業もでてきているそうです。男性の育児休暇を推進する企業もありますね」
 
 
 
 
 
 
 
 


 

校長:「ところで、この「ワーク・ライフ・バランス」が我々カエルとどう関係があるの?」

教頭:「そこです。実は今年から「ワーク・ライフ・バランス」の推進は厚労省だけでなく、内閣府でも体制を取り始めました。それが「カエル!ジャパン」キャンペーン。

「現状を「変える」ということは、ちょっと勇気がいることです。このキャンペーンでは、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」の実現に向けて、皆さんの「カエル」を後押しし、社会全体での取組を進めていきます。さあ、あなたもできることからひとつ、働き方を変えてみませんか?」(内閣府サイトから)

と、「変える=カエル」でカエルのキャラクターをロゴにしているのです」

校長:「やっとカエルがでたよ。で、詳しくは内閣府のサイトを見てきたらいいのかな?」

教頭:「そうです。ロゴのご紹介をここで出来たらよかったのですが、いろいろ手続きが必要だったので、内容のご紹介のみとなりました」

校長:「これをきっかけに生徒の皆さん、「ワーク・ライフ・バランス」の見直しをされてみてはいかがですか?」