校長「君はこの容器に、我々に関係しているマークがついていることを知っているか？」

教頭「おや、このマークは？」

教頭「へー。環境保護団体ですか」

校長「その団体では、水や土壌、野生生物の生息地、森林の生態系を保護する方法を、専門家とともに考えた。そして農園や森林の管理者がその方法を実践し、第三者機関のサステナブル・アグリカルチャー・ネットワーク(SAN)によって定められた、100項目に及ぶ社会、環境、経済などの基準をクリアすると、レインフォレスト・アライアンスの認証が得られるようになるんだ。詳しくは公式サイトを参照してくれるとうれしいね」

校長「人間が生きていくためには、食物の大量生産はとっても大事なことだよね。しかしそれで水を大量に使ったり、農薬を使ったりすることで、その地域に住む生物だけでなく、植生や自然環境へも影響がでて、環境破壊につながるんだ。いまや、環境問題は地球規模の問題になっている。人間様も、自分のことだけ考えていると、この先どうなるかわからんね」

教頭「なるほど、地球上のあらゆる生き物が共存できる環境の整備、それが大事だってことですね」

校長・教頭「ほんとに頼みますよ、人間様！」