カエルは鈴虫を喰うか!?
妙徳山華厳寺「鈴虫寺」
 (1)京都は嵐山より南にある松尾の地に、いま若い女性を中心に人気があるのが鈴虫寺。正式名称は妙徳山華厳寺といいます。
(2)何が人気かと言いましても、こちらのお地蔵様です。若い女性が多いことから察せられますように、恋愛成就に長けているとか。もちろん恋愛だけでなく、さまざまな願いを叶えてくれるということで、老若男女が正に門前市を為す勢いで集まってました。
(3)こちらのお地蔵様は、全国でも唯一という「わらじを履いた」お地蔵様だそうで、わらじ履き故に全国どこへでも出かけて、願いを成就してくださるそうです。もちろん沖縄、北海道OK! 離島もOKっぽいです。
(4)山門をくぐると、こんな感じで庫裏が並んでいます。そしてファミレスの如く、「ただいま満席です」との声が…。
  それで前の組が終わるまで、待機列に並びました。
(5)その待機列に並んでいる時に、前庭にカエル像がいくつかあることを発見。
(6)さて何の待機列かといいますと、このあとに控えている年中鳴いている鈴虫の音を聞きつつ、鈴虫寺謹製のお菓子とお茶をいただき、お坊さんのお話をきくという見学コースの順番待ちのです。
  これがまた…何とも…。私は、「面白かった」です!何にせよ、信心は大事。信ずる者は救われる。例えそれがテレホンショッピング並みの、事例を語りつつ、「これが、そのお札」と繰り返されても。また年中鳴く鈴虫については、その孵化方法は門外不出の秘密だそうです。
(7)お話を聞き終わり、必要な方はお札を買い求めた後(ものすごく売れてました)、奥庭を見学して終わりです。その奥庭にもカエル像発見。またこの奥庭からは、洛中を一望できるのも良い感じです。
【余談】今年は閏年ということで、2月29日がありましたが、その時のGoogleロゴがこれでした。朝、ブラウザを立ち上げて見て、驚きました。「わ〜、カエルだよ〜」。
  220年前の2月29日に生まれたのが、「ジョアキーノ =ロッシーニ」というイタリアのオペラ作家です。このロゴは、彼の作品「セビリアの理髪師」をモチーフにしているようです。なぜカエルかといいますと、閏年(Leap Year)のLeap(跳ぶ・はねる・跳躍する)に掛けてあるそうです。
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妙徳山華厳寺(鈴虫寺)

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