【関連リンク】

月桂冠大倉記念館
京都伏見観光連携協議会

 

 

伏見の酒造りにカエルあり

(1)京都の伏見区は、昔から良質の地下水に恵まれ、酒造りで有名な土地です。大手有名メーカーが軒を並べる一角に、月桂冠大倉記念館があります。

記念館裏手の川沿いは、時代劇のロケでも使用されています。
(2)こちらの記念館では、貴重な昔ながらの酒造用具類が保存され、それらを酒造りの工程に従って見学することができます。そのうちの展示棟I にてユニークな道具を発見。
(3)工程としては、「醪(もろみ)仕込み」の段階。ここで酒の味が決まるそうです。大桶に「醪」と「蒸米」と「もと」(酒母)を入れて、三段階にわけて水をいれて発酵をしていきます。
(4)その時の縁の下の力持ちなのが、こちらの道具。大樽への踏み台ですが、その名がなんと……。
カエルが手をついて座っているように見えるような気もしますが、いかんせん胴が長いから虫っぽい?
この他にも狸(丸い水差し)や狐(涙型の水差し)という道具もありました。
(5)見学が終われば、ロビーにて吟醸酒やプラムワインなどのきき酒が楽しめます。月桂冠の他にも、試飲が出来るさまざまな酒造メーカーがありますので、お好きな方はぜひどうぞ。
そして伏見と言えば外せないのがこちらのお方、坂本龍馬。伏見にはこの方の名を冠した通りがあります。