何かと世間を騒がした「理化学研究所」ではありますが、2014年1月28日の新聞報道によると、理研と京都大学がチームを組んで、ニホンアマガエルの合唱には一定のパターンがあることを発見しました。
その発見に貢献したのが、「カエルホタル」という計測機器。これは近くで蛙の鳴き声がすると発光するので、その光り方でパターン分析を行いました。
実際に動画で確認すると、光りの明滅が一定のパターンを示していることがわかります。
Youtubeで「カエルホタル」の動画を見る
解説によると、
アマガエルは水田の縁に沿ってほぼ一列に並び、
●1秒に約3回鳴いていたこと。
●1〜3メートル離れた隣同士は、声が重ならないように交互に鳴くこと。
●二つのグループが掛け合うように鳴くこと。
以上の三点がわかったそうです。
なぜこのように鳴くようになったのかは、まだ研究途中だそうですが、おそらくは互いに縄張りを主張しやすいように、タイミングをずらして鳴いているのではないかと考えられています。
今後も別の種類のカエルで、研究が進められていくとのことです。
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