かえるの学校

長野県木曽郡上松町の蛙岩 (2017年6月号)

 

蛙岩長野県木曽郡上松町、この地域の木曽川流域に、誰が見ても「カエルだよね」と思える蛙岩があります(地図←Google Map上に場所を追加したのが私なのですが、ちょっとずれてるかも……)。とくに標識とか、観光案内みたいな看板はありませんが、JR中央本線上松駅から西の方、木曽川の東側を走る県道473号線沿い、のむら木材株式会社の向かい側、寝覚発電所の下あたりの岸辺に注目すれば、すぐに「あれね」とわかるはず。

←道路や他の目印との位置関係はこんな感じ

どこから見てもカエル!

この手の「岩」は、たいがい一つの角度から見たら「カエルに見える」というのが大半ですが、上松の蛙岩はどこから見てもカエルという優れもの。とりわけ蛙岩を正面からみて、右手から見る方がよりそれらしく見えます。その決め手となるのが、頭と胴体の形、口ではないかと考えます。口の感じはかなりリアル。それと右側がよりリアルに見える理由としては、後肢の形だと思います。
右側から 正面 左側 

木曽川

清流この蛙岩より少し下流には、景勝地として有名な寝覚の床があります。竜宮から帰ってきた浦島太郎が、最後に辿り着いたという伝説があるそうです。また木曽川は清流としても名高く、その透明度の高さは画像からもおわかりいただけるかと思います。
県道473号沿いをよく探すと、河原へ降りる階段が何カ所かあります。草に覆われてわかりにくいのと、階段の段幅が狭いし、すぐそばに灌木が生えていたりするので、長ズボン着用のうえ横向きにゆっくり降りないと危ないです。降りてみようと思う方は、十分にお気を付け下さい。    
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