かえるの学校

東のかえる寺「萬松山宗福寺」@埼玉県秩父市 その2(2018年2月号)

本堂とその周辺

 先月に引き続き、埼玉県秩父市のかえる寺「萬松山宗福寺」をご紹介致します(地図)。前回は参道と境内をご紹介しましたが、今回は本堂とその周辺、およびこのお寺の名物となっている蓮池についてです。
 曹洞宗らしく、本堂は見た目は質素な建物ですが、近づくと……やはりカエルだらけ!本堂へあがる階段には、座禅を組んで合掌するカエルが鎮座しておりました。
 1枚目の写真に見えるように、階段前に置いてある蓮鉢や柱周りにも、大きいものから小さいもの、リアルからユーモラスなものなど、さまざまなカエルがいました。それぞれ本を読んでいたり(子蛙への読み聞かせ?)、いたわり合っているような様子をしたドラマ性のあるカエル像、カエルの国といった感じのものなど、一つ一つが面白いです。本堂の回廊にも、もちろんカエルが。
 また本堂に向かって右手には庫裏があり、そこも予想通りのカエルだらけでございます。
            

蓮池に入れるのは

 本堂にむかって左手に進むと、蓮池へ通じる道があります。途中には枯山水でよく見られる「砂紋」つけが体験できる一角がありました。
 本堂は高台にあるので、坂道を下った先に蓮池があります。本来宗福寺は「かえる寺」よりも、蓮花のお寺として有名なのだそうです。蓮池の入り口には注意書きがあります。「このいけに はいれるのは かえるさんと おさかなさん だけです」。蓮池のすぐそばまでは行けるのですが、柵がないのでうっかり踏み込んでしまわないようの注意です。またカエル仏様や合掌するカエルたちの石像もありました。蓮花の開花は7月頃からのようで、私たちが訪れたのは8月半ばで満開とは言わないけれど、花は十分楽しめました。
                   
     

そのほかにも

  目印用のカラーコーン、そしてお手洗いの中にも……合掌
 
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