平成11年度最期の「クラス便り」ですが、年度末を飾る話題として取り上げるのは、ヒトの学校で活躍するカエルさん達の事。彼らは、いったいどこでどのような活躍をしているのでしょうか? |
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校長「ぱくぱくでーす」
教頭「おフランスでーす」 校長「さて、今月号ではヒトの学校で活躍するカエルさん達を取り上げるわけですが、今回協力してくださってのは、ネコ娘こと事務長さんの上のお嬢さんです」 教頭「ネコ娘さんは、現在小学校2年生。4月からは3年生になられるんですよね」 校長「そうそう。それでね、今回ネコ娘さんが使っている教科書の中に、多くのカエルさん達が活躍していることを教えていただいたので、その方達を紹介していきたいと思います」 |
校長「まずは国語から。ネコ娘さんの小学校では、光村図書出版株式会社さんの教科書を使っていらっしゃいます。『こくご二上 たんぽぽ』からは、カエルのカットが二つ発見されました」
教頭「左のカットは、「同じぶぶんをもつ漢字」の例文としてあげられています。「かえるが、地面を けって 池に とびこむ。」という文です」 校長「おや、右のカットはどこかで見た絵柄ですね・・・あ、これは「バムとケロ」シリーズをお描きになっている「島田ゆか」さんの絵ですね。なんと教科書の挿し絵をお描きになっていらっしゃるとは存じ上げませんでした」 |
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教頭「また『こくご二下 赤とんぼ』からは、「アーノルド=ローベル」作・絵の「がまくん・かえるくん」シリーズより「お手紙」が掲載されております」
校長「この方の「がまくん・かえるくん」シリーズは、いいお話がたくさんありますが、中でもこの「お手紙」は名作中の名作ですよね。まだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひご一読を」 |
教頭「続きまして、教育出版刊の『音楽2』の教科書からです」
校長「あぁ、これはカエルならば必ず歌うことが義務づけられている「かえるのがっしょう」ですね。ヒトの学校でも歌われているなんて、とても光栄です」 教頭「これは、ぜひ輪唱で楽しまれる事をおすすめします」 |
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教頭「生活科からは大阪書籍刊『わたしたちの せいかつ2年』です」
校長「水辺の生物を飼ってみようという内容ですね」 教頭「そういえばネコ娘さんのクラスでは、1学期にザリガニとカエルを大量にクラスで飼育していたそうですね」 校長「GARA事務長の話によると、授業参観の途中で飼育ケースからアマガエルが跳びだし大騒ぎになりかけたとか」 教頭「あの時はGARA事務長が取り押さえて、事なきを得たんですってね」 校長「アマガエルが教室を闊歩する。これぞまさしく「かえるの学校」だね、がはははは」 教頭「・・・・・。アマガエル・トノサマガエルの他、シュレーゲルアオガエルまで飼育されていたそうですよ」 |
教頭「最期に、日本書籍刊『小学どうとく のびゆくこころ2年 あかるくげんきで』でからですね」
校長「(一読して)こ、この話は・・・(絶句)」 教頭「校長、どうなさいました?」 校長「うぅぅぅぅ・・・私は今猛烈に感動している!これはなんていい話なんだ!」 教頭「え〜(汗)、校長は感激のあまり取り乱しておりますので、わたくしからここで掲載されているお話を簡単にご説明しましょう。 ようやくしっぽがなくなり、うれしくなった子ガエルは、遠くまで行ってみようとしました。その途中で人間の子供につかまり、苦しくて助けて欲しいと願ったところ、人間の子供同士で「かわいそうだから、はなしてやろう」と話がなされ、子ガエルは無事に池に帰り着いたという内容です」 校長「設問に「かえるをはなしてやったのは、どんな気持ちからでしょうか」。「みなさんは、どうぶつをだいじにしていますか」とあります。「かえるの学校」の皆さんは、どう思われましたでしょうか」 |
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2年生の教科書に、こんなにもカエルさんたちが登場していたのですね。昨今は、カエル関連の報道も増えてきているようですし、カエルさんたちもメジャーになってきたものです。
では、「かえるの学校 クラス便り」ですが、今年度は予定の一部を実現できなかったものの、その分はぜひ来年度にと考えております。どうぞ、来年度もよろしくお願いいたします。 |