「秋ですね。日中の寒さが増して、野生のカエルさん達は冬眠をしなくてはなりません。
しかーし、「かえるの学校」の生徒はこういう季節にこそ勉学に励まねばならないのでーす。「秋の夜長」といいますが、暖かい毛布にくるまれて、また暖かなココアを飲みながら、シチュエーションはなんでもいいですが、灯火に親しみ本を読もうではないですか!」 |
今月は教頭が力説するよ |
当校の図書室 |
「すっかり「授業」の更新がとまってしまった現在、久しぶりに本の紹介ができるってもんです。さあ、当校が所蔵している図書室の本の中で、それぞれの生徒の力量に応じたものを紹介いたしましょう」 |
「まずはごく小さいカエルさん向きの本から。
『かえるくんにきをつけて』 五味太郎 偕成社 800円
当校での一番人気は『かえるくんにきをつけて』です。書店で見かけられたら、ぜひ一度中身をみて下さい」 |
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「人間で言えば小学校低学年くらいのカエルさん向きの本では
『どれみふぁけろけろ』 東君平 あかね書房 950円
どれも甲乙付けがたいよい作品ばかりです。中でも『どれみふぁけろけろ』はまさにかえるの学校を描いたお話で、作品中に出てくるカエル先生が
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「人間で言う、小学校中学年から大人まで楽しめる本としては
『バムとケロのにちようび』 島田ゆか 文溪堂 1500円
『バムとケロ』はシリーズになっているもので、文は短いから幼稚園くらいのカエルさんでも楽しめますが、ともかく絵が細かく描かれていることに注目して欲しいのです。画面のすみに描かれた小さな雑貨などもすべて生き生きとしていて、どこにどんな小さな物や生き物がいるのかを探す楽しみも味わえます。
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「ここで紹介した本の価格は、すべて税別です。じゃ、みなさんまた来月!」 |
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