今月の扉カエルは、細倉マインパーク内にいたアマガエルです。
行ってきました!喜多方「100年カエル館」!!

 多くの生徒さんから「ぜひ一度」と薦められていた、福島県喜多方市にある「100年カエル館」。ついに8月21日に行ってきました。今月はそのときのレポートです。
 喜多方市街よりすこし離れたところ、桐の博物館のちかくでSUBARU(自動車)のとなりに、木の生い茂った一角があります。石垣の上にはいくつか看板が。そこが100年カエル館。

 
その看板がこちら。この看板を見て、いきなりテンションがあがりました。
     
広い庭では、たくさんの石のカエルがお出迎え。さらに気持ちが高ぶってきます。

一見、普通の民家ですが、こちらが100年カエル館。こちらに数多のカエルコレクションが収められているのです。

 「ごめんくださーい」と声をかけて中に入ると、いきなりカエル、カエル、カエル!カエルだらけ!
 
 応対に出て下さったのは、こちらの館長である高山さん。入館料を払っているときに、前日に当校の生徒さんである、くりくりカエルさんが来ていらしたことが判明。惜しい、一日違いでした。

 コレクションの見事さにみとれ、さらに高山さんにつきっきりで説明をしていただいて大感激。

 コレクションは国内外を問わず、数千点におよぶとか。日光の木彫りのカエルは、今では職人が存在せず、かなりの貴重品だそうです。高価な外国のカエルや、作家物の一点品や貴重な絵画。そればかりかケロッピ、ケロ・コロ、フロッグスタイルなどのキャラクターものやぬいぐるみまで、とにかくカエルならばと、幅広く収集された結果だそうです。

(奥に見えるのは、京都の職人さんに染めて頂いたというカエル柄の浴衣。他にもカエル柄友禅が展示されていました)

 カエルを集めるようになったきっかけは、高山さんちの家業が建設業だったことだそうです。建設の神様と言われているのが、かの伊勢二見興玉神社(「クラス便り02年11月号」を参照)に祀られている猿田彦神。この神様のおつかいがカエル。といういことで、約100年に渡って代々コレクションをしてきたことから、「100年カエル館」と名付けられたそうです。

 コレクターならば誰でも思い当たるかと思いますが、旅先で見かけたカエルは、その時は「荷物になるし」「高いし」と躊躇して買うのをやめてしまうことが多々ありますが、高山さんもご多分に漏れず何度もそういうことがあったとか。しかしあとから「どうしても欲しい」と思い直し、買い求めたこともあったそうです。そうして手に入れたカエルは、特に忘れがたい物になるそうです。

 またここ最近のコレクター要チェックのカエルグッズは、先にも述べた日光(その他筑波など)の木彫りカエル。バリ島のカエル神の仮面など。物が少なくなってきているので、手に入れるならばお早めに。

 キャラクターやぬいぐるみは、洋間に集められていました。またこちらでは、小さなカエルがたくさん飾り棚に並べられていました。きっと、飾るだけで大変だったと思います。

 カエルコレクションを見て眼福を味わったあとは、ぜひグッズ販売コーナーへ。オススメはカエル館オリジナルの「幸福のお守りカード」(左下画像)。絵柄は3種類。藤本美千子さんが描いています。その他ピクルスなどのぬいぐるみや、シール、陶器、Tシャツ、オモチャなどなど。『カエルタイムズ』もお忘れなく。

 当校のコレクションも充実させるべく、たくさん買い込んできました(お守りやピクルスS、でっかいカエルぬいぐるみなど)。

左がぐーちゃん、右のピクルスSはビー君


この画像右にあるカードが幸福のお守り  

カエル坊主も買ってきました




 まさにカエル好きにはたまらない、「聖地」と呼ぶに相応しいところだと思います。機会があればぜひ、一度訪れてみてください。

■HOMEへもどる

■月別一覧ページにもどる

■授業へもどる