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クラス便り
   2009年5月号

阿佐田哲也
(色川武大)氏wiki



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伏見・末廣大神の福かえるの岩

(画像はクリックすると、大きなサイズが別ウインドウで開きます)
(1)6月末の某日、クラス便り2009年5月号で紹介した、伏見・末廣大神の狛蛙について、果たしてこれはご神体か否かを検証するために、再び末廣大神へ行ってきました。そのときに、新たな発見があったので、ご報告致します。

(2)まずは、私たちが狛蛙だと思っている石像について。この石像が祀ってあるすぐ後ろに、赤い鳥居があり、さらにその後には小さな社がたくさんひかえています。これらの社は、それぞれの神樣が祀られています(中には阿佐田哲也大神なるものも(鳥居の間にみえる幟旗の社)。阿佐田哲也氏は『麻雀放浪記』などで知られる直木賞作家。彼の名がついた麻雀大会「阿佐田杯」で、大日本大道教の理事長が優勝した記念に、賞金で建てたそうな…)。

 となると、かえる石像が鳥居の前に位置していることから考えて、やはり狛蛙とみて差し支えないでしょう。しかし、ここはどうやら不思議な神域。前回報告した張り紙からも、祀っている側は、ご神体であるとみなしていると思われます。

(3)さらに、今回新たな発見がありました。お手水の左手にある掲示板に、「福かえるの岩」という写真が貼ってあるのを見つけました。前回来た時には、この掲示板があったことに気付いていませんでした。それでこの「福かえるの岩」がどこにあるのか探し回って、見つけてきました。
 場所は、狛蛙を正面に見て右手に行ったところです。東屋みたいな休憩所が左右に並んでいる間の道を通っていくと、こちらが本来の末廣大神の参道らしく、石畳で整備された道へでます。この一角に「福かえるの岩」がありました。
(4)岩にたくさんのカエルたちが、はりついています。大きさは3センチ大から30センチくらいまでと、バラバラ。かわいらしいけれど、いったいこれは何なんでしょう…。お賽銭蛙まで設けてありました。拝むと御利益あるのかも。
 前回掲載した探訪マップにも、新たに「福かえる」のことを付け加えましたので、訪れる際にはどうぞご活用ください。

●「狛蛙?ご神体?探訪マップ」