大江戸蛙捜査網 其ノ十五 - 品川神社ぶじかえる -

(1)お久しぶりの大江戸蛙捜査網、今回は京浜急行・新馬場駅下車すぐにある、品川神社のご紹介です。
(2)こちらの神社、上の写真にある石の大鳥居をくぐって階段をあがっていくと、途中左手に「富士塚」があります。江戸時代には霊峰・富士山を信仰する「富士講」が興り、富士山に一度は登りたいけれど、諸事情で叶えられない人々の間で、富士山に見立てた築山を巡ってお参りすることが流行りました。その築山を富士塚と言い、そこには必ず浅間神社(せんげんじんじゃ)が祀られています。
その浅間神社は、品川神社本殿へ至る階段をあがりきったところを、左に曲がるとあります。

(3)この浅間神社の石鳥居をくぐって、狛犬の手前で左に曲がると、富士塚の裏手にでます。そこには「ぶじかえる」が祀られていました。
(4)こちらの親子の石蛙は「ぶじかえる」。「富士」=「ぶじ」とかけて、交通旅行安全守護を願って、信者によって奉納されたそうです。
(5)この他にも、旅姿をしたカエルを描いた「無事かえる御守り」や、「無事カエル絵馬」が、社務所で授与されていました。

(6)その社務所(本殿を正面に見て左手にある建物の中にあります)には、これまた立派なカエルの像が鎮座していました。


(7)こちらが本殿。由緒正しい、品川宿の鎮守様です。こちらの境内には他にも、手水舎にカッパがいたり、金運に御利益がある「一粒萬倍の泉」があり、近頃ではパワースポットとしても人気があるそうです。
関連リンク
●品川神社wiki
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