かえるの学校

大阪市北区中津の富島神社 (2017年5月号)

  富島神社阪急電鉄梅田駅と十三駅の間に、幅跳びで飛べそうな幅のナローな駅が存在します。それが中津駅。そこから北へ歩いて行くとレトロな町並みが続いています。そこに氏神として鎮座しているのが、こちらの富島神社地図)。 主神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、天照大神(あまてらすおおみかみ)や菅原道真公らがごいっしょに祀られています。
この富島神社の一角、本殿に向かって左側に、美津社という摂社が存在します。 祭神は天児屋根命(あまのこやねのみこと)。「美津」というのが「水」にかかるのかどうかは確証はありませんが、こちらのお社の境内にはカエルが祀られているのです。
美津社

美津社のカエルたち

鳥居をくぐってすぐ左右には子を背負った石カエルたちがいます。
左の石カエル 右の石カエル
そして社殿の前には赤い前掛けをかけた、狛蛙らしいカエルが左右にいます。
狛蛙左 狛蛙右
境内全体の様子はこんな感じです。
境内1 境内2

ぶじかえる

社殿右手には小さなお社がありますが、その前の地面には緑色の二対のカエル像があります。阪急電鉄が発行している『TOKK』2016年10月15日号によりますと、このカエル像は片方が行方不明になったあと戻ってきたという話があり、それで「ぶじかえる」に御利益があると 言われているそうです。なかなか愛嬌のある顔をして、むかって右側は2匹の子ガエルを、右側は1匹だけ脊に乗せています。
  左の背中  右の背中
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