かえるの学校

「京都随一を誇るカエルの聖地 ~ 蛙の駅 ~(その1)」(2021年11月号)

カエルだらけのキャンプ場

京都で一番カエルだらけの場所はと聞かれたら、ここをおいて他にはありません。その名も「蛙の駅」。京都市右京区京北灰屋にあります(地図)。京都市内ですけど、山の中です。そしてキャンプ場です。
左京区で鉄板焼き屋をしていて、カエル型のお好み焼きを提供することで有名だったオーナーの長藤さんが、さまざまな事情と「カエルだけで生きていきたい」というご本人の希望で、京北の元養鱒場を借りて始めたのが、こちらの蛙の駅キャンプ場です(現在はこの地を買い取ったそうです)。
ですので、ほんとうにカエルだらけ。ここに来たら、人間もカエルも区別は無いっ! という位にカエラーにとっては聖地中の聖地。しかし存在は知ってはいたものの、キャンプ場ゆえになかなか訪れる機会がなかったのが、当校のカエル娘が長じてキャンパーとなり、デイキャンプに誘ってくれたことで訪問が実現しました。
今月からしばらくは、ハイテンションで蛙の駅をご案内いたします。

入り口からすでにカエル

蛙の駅入り口から、もうカエルだらけが始まっています。のぼり旗、看板、門扉(門扉のカエルは、たぶん藤本美千子さん=鈴木松風堂でおなじみのカエル画を得意とするアーティスト)、ウェルカムボードなど、目に付くところすべてがカエル。カエル好きなら、この時点でハイテンションになって当然かと。
       

建物もその周囲も設備もカエル

蛙の駅の事務所および、長藤さんのコレクションが納められた建物、キャンプ場設備、 どこもカエルカエルカエル。蛙の駅のカエルキャラが、けろったさんです。蛙の駅公式サイトでは着ぐるみが活躍する様子を見ることができます。
          

ちゃんとキャンプ場です

こんなにカエルだらけで、ほんとにキャンプ場なのか!? という疑惑もわくかとおもいますが、ちゃんとキャンプ場です。けっこう人気があり、私たちが訪れた日も宿泊やデイ利用者で一杯でした。また場内には養鱒場の名残の水槽もまだ残っています。水辺にカエル、これがまた合うんだなぁ。キャンプ場内に配置されたカエルは、信楽焼が多めでした。(次号に続く)
  
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