かえるの学校

「京都随一を誇るカエルの聖地 ~ 蛙の駅 ~(その3)」(2022年1月号)

カエルなアーティストたち

京都で一番のカエル聖地、蛙の駅ご紹介、第3回目です。
第1回、2回とキャンプ場エリアのご案内をしてきましたが、いよいよ膨大な長藤さんのコレクションエリアのご紹介です。ほんとうに膨大すぎて、今回はそのエリアからアーティスト系と本、御利益ありそうな蛙神社など、コレクションの一部をご紹介します。
まずはアーティストから。なんと、蛙の駅は「となりの人間国宝」に認定されていました。「となりの人間国宝」とは、関西ローカル番組の「よ~いドン!」というバラエティの人気コーナーで、タレントがさまざまな地域に入って、その地域ならではの素敵な人を探して紹介し、最後は「となりの人間国宝」に認定するというものです。こちらには円広志さんが訪れたようです。
ほかにはさまざまなCDの販売もありました。長藤さんにお話を伺ったところ、一押しの田所けんすけさんは、カエル系アーティストなのだそうです。そしてさらに驚いたことに、当校のご近所出身の方でした。

またこちらののれんは、蛙の駅に贈ろうと、宇治の工房でカエル好きの方々が集まって描いた力作。どのカエルも個性があって、とても楽しい作品です。のれんの真下にいたカエルがかわいらしかったので、そちらもついでにご紹介。
       

カエルの本もたくさん

当校にもカエル本がたくさんありますが、蛙の駅はまさに桁違いのコレクションです。ありとあらゆるカエル関連本、中には国民的海賊がカエルの着ぐるみを着ている姿が表紙を飾った漫画週刊誌も。そして当校もコミケでお世話になっているケロリンとおのさんの同人誌もあり、見つけた時には大喜びです。
本の間にも、カエルコレクションが置いてあるので、それを見るのも楽しかったです。
    
          

御利益あるケロ

コレクションエリアの一角には、御利益がありそうな蛙神社が鎮座していました。何に御利益があるかといえば、そりゃカエルですから「無事かえる(交通安全)」「金かえる(金運上昇)」「若がえる(不老長寿)」「良く考える(知徳上昇、学業成就)」「体がもとにかえる(無病息災)」「卵→オタマジャクシ→蛙(出世・開運)」ではないでしょうか。神社の下に狛犬のように鎮座するカエル像をみていたら、とりわけ金運に御利益がありそうな気がしました。
 

裏庭にて

蛙神社の横から裏庭に出られたのですけど、ここもすさまじいほどのカエルだらけ。軒下に沿って信楽蛙軍団がぎっしりだったほか、草むらにもあちこちに潜んでいます。たぶん本物もたくさんいると思います。顔出し看板も、よく見たらけっこうシュールで、カエルUFOのようです。(次号に続く)
  
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