クラス便り11月号

10月末のとある日、この夏訪れる予定だった長野県にある茶臼山高原へ行ってきました。今月は、待望の「カエル館」見学記をどうぞ。

 
「カエル館」見学記
愛知県と長野県の県境に位置する茶臼山高原に、今年の4月に「カエル館(茶臼山高原両生類研究所)」がオープンいたしました(この情報は、さおりさんからいただきました。その節はありがとー!)。事務長一家はこの夏その地を訪れる予定でしたが、台風の接近により行けなかったのです。そこで日を改めて訪れることを誓い、10月末にようやくそれが実現したわけです。

場所・開館時期については、上記リンクをクリックして、「カエル館」の公式HPをご参照下さい。


なんと、水色のアマガエルが居ました。
本物に会えるなんてラッキー!
ここでは茶臼山や長野県に棲息する両生類(カエル・イモリなど)を中心に、飼育と展示をおこなっているので、生カエルが苦手な方にはちょっとオススメできません(笑)。ほんと生カエルだらけ。
私たちは運良く所長の熊谷聖秀先生の案内を受けることができ、ヒキガエルに餌をあげたり実際に触ることもさせていただきました。
餌はミルワーム(ミミズみたいな虫)やバッタです。
左手真ん中にいるヒキガエルが、
餌に注目しているのがわかりますか?
←カジカガエル
シュレーゲルアオガエル→
生のカエルを観察するだけでなく、そのカエルの生態を勉強することもできるし、鳴き声をテープで聞かせてもらうこともできます。また茶臼山高原の自然のこともここで勉強できます。ここで仕入れた知識を活かして、館内にあるパソコンで、茶臼山高原クイズに挑戦するのも楽しいですよ。高得点者は名前が残せるそうです(笑)。

ここは本物の両生類を扱っているので、彼らが冬眠する時期は閉館しているそうです。私たちが訪れた10月末は、自然環境にいるカエルならばすでに冬眠しているのですが、多くの人に両生類のことを知ってもらうため、カエル達にがんばってもらっているそうです。この日、館内ではストーブをたいて空気を暖めておられました。でもカエル達は水槽の隅っこにかたまって、手足を縮めて寒そうにしていました。なお冬眠の時には飯田市内に移して、そこで温度・湿度を厳重に管理して眠ってもらうそうです。

このヒキガエルは、立ち上がって
何を見ているのでしょう???
一番左にあるのはピンバッチです。

カエル館オリジナルのおみやげも売られていました。3色のコインがそうです。このコイン、限定生産で残りわずかだとか。また手作りのフェルト製カエル人形キーホルダーや、ケロッピなどのキャラクターグッズの販売もありました。
また事務室脇には、信州大大学院教授の茅原紘氏が所有しているカエルコレクションが展示してあります。ここも一見の価値ありです。
茶臼山高原からの帰り、愛知県春日井市にある「道風資料館」にも立ち寄りました。ここも以前訪れ損なったところだったのです(クラス便り2000年9月号参照のこと)。ここで念願のカエル文鎮等々をゲットしてきました。
小野道風とカエルは「柳に跳びつくカエル」の説話から、切っても切れない関係にあるのです。そこで「道風資料館」でも、前庭にたくさんのカエルの置物が配置されていました。

当校の生徒達も、このカエルのようにたゆまぬ努力をいたしましょう!

ってなことで、また次号!

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