校長:「カエルはたくさんの卵を産むよね。ちょうど今がその季節。あちこちの田んぼで、アマガエルやツチガエル、トノサマガエルなどの鳴き声が聞こえてくるね。アカガエルさんやヒキガエルさんたちのように、春先に卵を産んでしまう種類もいるし、田んぼでかち合わないよう、われわれの側も工夫はしているよ。」
教頭:「はい、当校の周辺ではトノサマガエルなどの鳴き声はあまり聞けませんが、先日訪れた京都府北部の田んぼではたくさん鳴いてましたよ」
校長:「そうしてたくさんうまれてくるオタマジャクシは、悲しいけれど、水中にすむヤゴやタガメなどの昆虫のエサになっている」
教頭:「だからたくさん卵を産まねばならないのです(泣)」
校長:「無事おとなになっても、われわれのこの体。むっちり太ってサギなどの鳥たち、大嫌いなヘビ、イタチやタヌキなどに、栄養たっぷりのご馳走として食べられてしまうんだ」
教頭:「ヨヨヨヨ(号泣)」 |