参考までに、右上に以前ご紹介した「シオバラカエル」の化石写真を載せていますが、これまでに発見されたこうした全身骨格がわかるカエル化石と比べても、すべての特徴が一致する標本がなかったそうです。さらに骨の特徴65ヶ所をコンピューターで分析し、新属新種と判断されたとのこと。
この新種は「ヒョウゴバトラクス・ワダイ」と「タンババトラクス・カワズ」と名付けられました。「ヒョウゴ」「タンバ」は産出した地名から、「バトラクス」はギリシャ語でカエル、「ワダイ」は化石発見者の名前からで、「カワズ」はカエルの古語の「蛙」からだそうです。
これらの化石は、「兵庫県立 人と自然の博物館」で展示されています。
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