クラス便り9月号


筑波山のカエル達
 この夏、かえるの学校では茨城県の筑波山へ行って来ました。筑波山、と言えば四六のガマ。ガマと言えば、「ガマの油」。「ガマの油」については、以前のクラス便りで紹介いたしましたので(02年4月号)、今回は筑波山にちなんだカエルスポットをご紹介致します。
筑波山頂へはロープウェイで登りました。山頂駅から、男体山側へ少し降りたところにガマ石がありました。確かに裂け目がガマの口みたい。
江戸時代に香具師の永井兵助が、ここで「ガマの油」の口上を考えたとの言い伝えがあるそうです。また商売繁盛の祈願に来る人もあるそうです。
つつじヶ丘(ロープウェイの出発駅)のレストハウス付近には、このような巨大なガマの像が祀られていました。
また登山者のためには、「無事帰る」ための祈願ガマさんもあります。

筑波山麓には、「観光ガマ園」と言うのがあるそうです。私たちは行かなかったけど、ここでは忘年会・新年会用の隠し芸に、無料で口上の講習があるとか!?

筑波山のお土産物屋では、やはりカエル物が目につきました。中でも珍しかったのが、この木彫りのカエル。丁寧な仕事を要求されるのと、材料となる木材が不足していて、今では生産数が少ないそうです。そのため、お値段もそれなりでした。
お手軽なお土産としては、「沼田屋」のがま饅頭は如何でしょうか。黄身餡と黒餡がの二種類が詰め合わせになってます。ガマの表情も様々で、愛嬌のある一品です。
おまけ

栃木県塩原渓谷にある、「木の葉化石園」で、カエルの化石を見つけました。「シオバラカエル」というこの地特有の種類だったそうです。化石となっても、脚の感じがカエルだねぇ。