竹生島のちょっと気の毒な蛙と海洋堂のカエルフィギュア(2018年10月号)
■都久夫須麻神社(つくぶしまじんじゃ)
琵琶湖で2番目に大きい竹生島(ちくぶしま)にある、都久夫須麻神社(竹生島神社)。祭神は弁財天、竜神、そして産土神(うぶすながみ)である浅井比売命(あざいひめのみこと)の三柱ですが、こちらの境内にはほかに弁財天の御使いである白蛇を祀った白巳大神という小さなお社があります。柱に掲げられた札に「金寶富貴」と書かれてあるように、こちらの御利益はずばり金運。祀られている白蛇(もしかすると狛犬ならぬ狛蛇かも)は、口に玉をくわえています。
白蛇を祀ったお社なのに、なぜか向かって左前にぽつんと置かれた信楽焼のカエルさん。蛇と蛙……。確かにつながりがあるとは言えますが、何ゆえにここに置かれたのか不明です。どなたかが奉納なさったのだとは思いますが……。
竹生島へは長浜港からの往復がよく利用されていますが、湖西の近江今津から竹生島を経由して長浜へ至る琵琶湖横断航路(もちろんその逆の長浜から近江今津行きもあります)もおすすめです。詳しくは琵琶湖汽船のサイトで竹生島クルーズをご参照下さい。
■海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
長浜市の目玉観光スポットの一つである、「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」。以前は商店街の中にあったのですが、現在リニューアル工事中のため、北国街道沿いの長浜アートセンター内に移動しています(地図)。2018年7月号・8月号でご紹介した、安藤家のお隣です。ただしここでの営業は、2019年4月頃までの予定だそうです。
さてこちらのミュージアムでは、入場受付カウンター前にどーんと大型のカエルフィギュアが鎮座していました。トノサマガエルかな(ダルマガエルかも?)とは思いますが、手を触れてはいけないものの写真は取り放題です。また展示品に懐かしのチョコエッグシリーズもあったので、ぜひその中からもさまざまなカエルを探し出してみてください。
【お知らせ】この度ふたたび安藤家を訪れ、2018年8月号で紹介していた内容に間違いがあったことに気付きました。それを正しく書き換えると同時に、追加情報としてガラス蛙のお土産が売られていることを追記しました。