クラス便り9月号

旅先で出会ったカエル君2004
いいで旅館の表玄関
さて、今年もGARA家では東北方面へ旅行へ行ってきました。今年の目玉は、以前「学級日誌」にてくりくりカエルさんが投稿して下さった山形県の「がまの湯 いいで旅館」へ、実際に行ってみることでした。(旅館の場所はここからご覧ください。赤い十字がある場所が、いいで旅館です。)
「がまの湯」は通称で、正式には台沢温泉といいます。なぜこの台沢温泉が、なぜ「がまの湯」と呼ばれるようになったかは、パンフレットにはこう記されていました。

明治二十三年頃、椿の伊藤さん宅で働く「さく」という十三,四の娘がいた。
娘は夏のある日、草刈りに行き、山のある泉の近くで足を怪我した大きながま蛙が湧き出る泉に入っていくのを見た。
あくる日、その泉にいってみると、がま蛙は、ほとんど快復していたという。さくは家に帰り、主人の伊助さんにこの話をしたところ「世の中の人々のためになることだ」と言い、その泉の近くに宿泊所(湯治場)を作ったのが「がまの湯」のはじまり。

その後一時廃れていたそうですが、昭和五十三年にいいで旅館の当主が復活させたそうです。

お風呂の前にあった、カエルの看板
いいで旅館のスリッパ。がまの絵が描いてある。
がまの湯、日帰り入浴スタンプカード
こちらでは日帰り入浴が可能です。大人300円、子供(小学生)200円で、スタンプカードを発行してくれます。1回入浴するとスタンプ1つ。

子供用は「5個貯めると「カエル飴」、12個で「アイスクリーム1個」、満点カード3枚でラーメン一杯」を進呈。
大人用は「6個でご入浴1回券、13個で1回券またはソフトクリーム、満点カード3枚でいいで旅館で使える500円商品券」がもらえます。

カードの有効期限は、カードが発行されたその年限り。

館内はカエルがいっぱい。コレクションを飾っているチェスト(右画像)には、Sサイズピクルスがいました(チェスト左下)。

手水へ水を吹き出すがまの像

カエルコレクションが納められたチェスト
内湯で寝そべるカエル像。この下から湯が流れ出ている。
こちらが女湯(左図:内湯 下図:露天風呂)。ゆったり寝そべったカエルさんから、独特の色合いをしたお湯がたっぷり流れてきます。また露天風呂には、でっかいカエル像がありました。余談ですが、この画像撮影中に、アブに膝をかまれてしまいました。痛かった…。

露天風呂にいる巨大カエル像

こちらが男湯。男湯も、内湯では女湯と同じカエルさんが寝そべっていました。露天風呂では巨大カエルこそいなかったけれど、味わいあるカエル像がありました。

露天風呂の注意書き
露天風呂にあった注意書き(↑)

男湯の露天風呂にいるカエル像2体。
男湯の撮影は、GARAさんちの夫の人がしました
いいで旅館で買ったお土産。カエルクッキー
お土産も、カエルに因んだ物がたくさんありました(下の表で詳しく紹介)。いいで旅館のタオルがいい味だしてます。こちらは日帰り入浴者ように販売しておりますので、タオルを忘れた場合にもご利用いただけます(1枚200円)。カエルのクッキーが可愛いだけでなく、とても美味しかったです。

また今回は購入しておりませんが、「がまの湯饅頭」や「がまの湯せんべい」もございました。

おみやげいろいろ
その他お土産。タオル、ストラップ、お守り、おもちゃ
カエルのヨーヨー
中に液体の入った、水風船(ヨーヨー)のようなおもちゃ。

 
ここにもあった!
カエルの形をした水飲み場
 旅行の三日目に、群馬の秘湯「宝川温泉 汪泉閣」へ泊まりました。ここへ行く途中で水上町を通ったので、以前「クラス便り2004年1月号」で紹介したカエルの標識について、ちゃんとマンホールの位置を示しているという、証拠の写真を撮ってきました。この写真は「2004年1月号」に掲載しております。

また道の駅「みなかみ」にて、カエル型の水飲みを発見。これと同じものを、阿蘇山麓でみたことがあります(クラス便り2004年5月号)。ここのものは、ちゃんと目玉がありました。

汪泉閣では、ラッキーなことに本館で宿泊(画面右側の建物)。部屋に備え付けの電話がダイヤル式の黒電話だったので、子ども達が珍しげにしておりました。

さて宝川温泉名物、混浴(!)大露天風呂を堪能するため、遊歩道を歩いておりますと…

群馬県の宝川温泉汪泉閣
肩にカエルを乗せた仙人とおぼしき像
なんと遊歩道の脇に、肩にカエルを乗せた仙人とおぼしき人物像があったのです。これは今年の三月に別府温泉「坊主地獄」で見た謎のカエルオヤジと、同じシチュエーションのものなのでしょう。もっとも、坊主地獄のカエルオヤジは有髪でしたが。

いったいこの人物像は何なのでしょうか?オーソドックスに「がま仙人」と解釈してもよいのでしょうか?謎は深まるばかりです。

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番外編「入水鍾乳洞探検記」