校長:「あ ず き じ ま …」
教頭:「は?あずきじま?よく見せて下さい。……。校長、これは「小豆島」と書いて、「しょうどしま」と読むのです」 校長:「なんだ、あずきじゃないのか。うまいぜんざいを食わせる島かと思ったよ」 教頭:「校長、ここはぜんざいではなく、オリーブの島として売り出し中なんです。それと壺井栄著の『二十四の瞳』の舞台としても有名ですよ」 校長:「『二十四の瞳』?」 教頭:「ええ、島の分教場の12人の子どもたちと、若い女性教師との交流を描いた作品です。この分教場のモデルとなった田浦分校も、小豆島の観光名所の一つなんですよ」 |
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校長:「ふーん。でも分教場は食えないね…」
教頭:「また…なんでも食べるものに結びつけたがるんだから。それより校長、実はこの島には我々カエルと縁があるのをご存知でしたか?」 校長:「ほう、それはどんなものだい?」 教頭:「えぇ、この小豆島には「池田町」という町があるのですが、実は全国の池田と名が付く一市六町(大阪府池田市,北海道池田町,岐阜県池田町,徳島県池田町、福井県池田町,長野県池田町,香川県小豆島池田町)が姉妹都市として結びつき、「全国池田サミット」というものを開催しているんです」 校長:「池田…。なんだか、うれしくなるような響きだね。池と田だって」 教頭:「そう、そこがポイントです。池と田に住む生き物と言えば、我々カエル。そこで「全国池田サミット」では、カエルをシンボルキャラクターとして採用したというのですよ。その名もハッピを着たカエルのハッピー君」 校長:「ほう、それはすばらしい!」 |
教頭:「そして小豆島の池田町では、このシンボルキャラクターのカエルを用いて、『二十四の瞳』の一場面を再現した像をつくったのです」
校長:「うむ、これか。実にほのぼのしていい雰囲気だね」 教頭:「でしょう?これは先生と子どもたちが、電車ごっこをしている場面だそうですよ。またこの像の名前も「しあわせの像」というそうです」 校長:「イイ、実にイイ!」 |
(画像提供 T.Nさん)
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教頭:「この像は小豆島特産の御影石をつかっているそうで、記念撮影のスポットとして、オススメだそうです。場所は池田港の近くにある、平木交差点です」
校長:「そうか…、これはぜひ行かねばな」 教頭:「他にも池田港に上半身がカエル、下半身が魚という、「蛙魚」というカエル像もあるそうです」 校長:「オタマ…じゃないの?」 教頭:「えぇ、手が生えてますから…。画像は、検索してみて下さいね。また、同じ四国にある徳島県池田町では、野球のユニフォームを着たカエル像があるそうです。これは地元の池田高校がよく甲子園にでるからだとか」 校長:「ほうほう。徳島県の池田町のカエル像は、画像があるのかな?」 教頭:「いえ、これはなかったので、実際に行かれた方の投稿をお待ちしております。ぜひご協力を!」 校長:「おねがいします」 *2005年3月に徳島県池田町のカエル像写真の投稿がありました!
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